「ZUKEN digital SESSIONS 2020」見どころ特集、第二弾!
2020年11月20日
図研初の大規模オンラインイベント「ZUKEN digital SESSIONS 2020」について、今回は第二弾として、日程後半10/21(水) の事例講演の見どころをご紹介します。
10月21日(水)10:00~10:35 [3L1]
微細化とバンプ接続に頼らない三次元大規模集積システム技術 |
大場教授は三次元高集積技術に関する研究の第一人者で、以前東京大学在籍中にWOW(Wafer on Wafer)アライアンスを立ち上げ、率先して活動してこられた方です。講演では、トランジスタやチップレットの平面敷き詰めの限界に対し、三次元に積層するWOWやCOW(Chip on Wafer)の応用により層間の配線長を1/10以下にし、低消費電力を実現するという三次元大規模集積システムについてご説明いただきます。また、IoTやAIが広がった2030年の消費電力予測や半導体市場のトレンドなどもお話しいただけるので、半導体/パッケージ/PCBコ・デザインに関わる方はもちろん、モノづくりに関わるすべての方にとって、将来の製品開発の情報収集としてお役立ていただけるのではないでしょうか。学会でしか聴けないような特別な講演で、世界の半導体メーカー各社が注目する三次元積層技術に触れる絶好の機会ですので、ぜひお見逃しなく!!
10月21日(水)10:00~10:35 [3L2]
高品質・高精度設計を実現する最先端シミュレーション技術のご紹介 |
オンテック様は、プリント基板の設計・シミュレーションから製造・実装まで一貫して対応できるプリント回路事業の他、産業用ネットワーク製品の受託開発、業務用映像機器の開発まで幅広く事業展開しています。今回、自社製品の4K放送・映像用マルチファイルプレーヤを題材に、DDR4のSI解析、DC-DCコンバータ解析などをどのように行っているのか、実際の解析データやCAD画面ムービーも活用し、詳しくご説明いただけます。解析を担当されている方、設計品質の改善にご関心がある方にオススメの講演です。
10月21日(水)11:20~11:55 [3L3]
CR-5000⇒CR-8000 基板設計環境への完全切替 |
Board DesignerからDesign Forceへの移行を検討する際に、「慣れるまでに時間がかかる」「移行に伴って工数増になるのではないか」などの不安をお持ちではないでしょうか。自動車業界をはじめ、多くの業界の研究開発や製品評価で必要となる計測器のメーカーである小野測器様もこうした不安をお持ちでした。
Design Force移行への不安をどのように払拭されたのか、決め手は何だったのか、Design Force導入をスムーズに進めるためにどんな工夫をされたのかなど、詳しくお話しいただきます。Design Forceの操作に慣れるために工夫されたショートカットキーのカスタマイズなどもご説明いただけるので、Design Forceを検討中の方はもちろん、現在Design Forceをご利用中の方にとっても、大変参考になる情報が盛り沢山です。