「ZUKEN digital SESSIONS 2021」見どころ特集、第四弾!
2021年10月13日
会期中常時視聴できる「新ソリューション企画」講演の中から、「要求分析の運用」と「エレキ構想設計」の2テーマについての講演の見どころをご紹介します。いずれも、幅広い業種のお客様に、今最もお届けしたい設計環境についての旬な情報となっています。
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上流工程の要求分析・機能設計をKKD(経験、勘、度胸)に頼りすぎていないでしょうか? KKDでも経験による判断によってある程度はうまくいきます。しかし、電子回路がますます大規模化、複雑化する状況下では、どうしても仕事の属人化や思い込みによる弊害が目立ってきます。設計要件を見落としたり、非効率なレビューやすり合わせを余儀なくされたり、挙句は仕様・検証不足による手戻りを起こしたりといったケースが増えてはいないでしょうか? 属人的な仕事のやり方は、長期的に見れば、組織の生産性を下げてしまうことも考えられます。
2021年3月にリリースしたGENESYS-CRは、機能設計から詳細設計まで一貫したシステムでつなぐことで、ヌケモレ防止、レビュー・説明の効率化、上流工程の標準化を実現します。
図研では、業界の特色に合わせた要求分析の運用方法をご提案しています。今回のセッションでは、企画要求の取り入れや標準規格への対応などを求められる「コンシューマー製品」と、機能安全対応の妥当性判断と効率的なトレーサビリティ確保が求められる「車載・医療機器」の2つのケースにおいて、GENESYS-CRをどのように活用するか、具体的な事例をご紹介します。また、今後の機能拡張として、CR-8000 System Plannerや DS-CR などとも連携を企画しており、これらも本セッションで初めてご紹介します。
システムが大規模化・複雑化する昨今、Officeツールでのエレキ構想設計への対応に限界を感じていませんか? 設計者は、製品企画・商談引き合い段階の非常に限られた時間の中で、多面的な視点で検討・検証を行わなければなりません。しかし、エレキ構想設計はIT化されておらず、検討すべき内容が人依存になっていたり、十分に検討しきれなかったり、検討経緯が残っておらず十分に活かされていなかったりしているのが実情ではないでしょうか。
そこで図研は、1D CAEの考え方を参考に、エレキ構想設計に必要な観点に着目して様々な抽象度の情報を扱うことで、数多くの要素の検討が手早く少しでも正確に行えるようになるのではと考えました。これを可能とするツールとして、「1D Planner(仮称)」を企画しています。本セッションでは想定している機能や、動作モードを考慮したブロック構成の検討・検証、検証パラメータの付与、電源シーケンスの検討など具体的な運用フローをご紹介します。
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