会期後レポート
「バラツキによる問題」に徹底的に取り組み、バランスの悪いQCDを改善
2017年11月20日≪ZIW2017 講演概要≫ ─ キヤノン・コンポーネンツ様による講演のご紹介 ─
今回ご講演いただいた同社 電子回路事業部 デザイン部では、幅広い製品のプリント基板設計を手掛けており、特に高密度、高速基板を得意とされています。しかし、導入経緯による「異種P板CADの混在」という複雑な状況から、効率・品質のバラツキという難しい課題に直面していました。
本講演では、複数種類CAD間での設定内容の違いの補正や、CAM出力の一本化などを行うにあたり、CAD機能ではない部分を上手く内製システムに担わせることで、さまざまなバラツキによるQCDの悪さを改善した事例を、具体的にご紹介いただきました。
【ご講演のポイント】————————————————————————————————
・異種P板CAD環境での設計業務の実態と、そこでの問題点
・業務運用に合わせた内製システムの開発と、図研ツール群との融合
・問題の根源がバラツキにあることと、対策にあたりどのバラツキに着眼したか
・具体的に内製システムにより、CADで実施しないどのような機能を担保させたかの紹介
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