ZIW2018 ロードマップ特集 その2
2018年09月26日
【1D3】 |
CR-8000 System Planner / Design Gateway ロードマップ
System Planner / Design Gatewayは、小型化、多機能/高機能化するエレクトロニクス製品の開発に対応するため、複数基板で構成されるマルチボードの概念を取り入れたシステムレベルの構想・回路設計環境として、それぞれ開発を進めてきました。
近年では設計期間短縮やフロントローディングなどを目指し、基板単位での設計から回路ブロックをモジュール、IP化し機能単位で組み合わせて設計を行うエレキモジュラーデザインへの取組みが、お客様各社で始まっています。
こうした取組みに対応するソリューションとして、System Planner / Design Gatewayの最新機能などを紹介します。
- 電気設計プロセス全体の見直しを検討されている企業の方
- 上流工程での作り込み・設計品質向上、設計期間短縮に向けた取組みを考えられている方
- 設計機種の増加や度重なる仕様変更などへの対応による負担が大きい設計部門の方
設計上流での設計品質向上、設計期間短縮に向けた取り組みを支援する、以下のような各種最新機能を紹介します!
【System Planner】
- 機能ブロック単位に設計を行うための「回路ブロック設計機能」
- システム全体を俯瞰した「系統設計機能」
- 詳細回路/基板データを利用したフロアプラン
【Design Gateway】
- 解析連携・DRCといった回路検証機能の強化
- コンストレインツドリブン設計の推進
●2A4:パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社 様
「CR-8000 解析プラットフォーム活用のご紹介」
⇒CR-8000 SI/PI/EMC 検証ツールの活用、ANSYS/Keysight/Pspice/Simulink連携による解析事例
●2B3:日本電算株式会社 様
「CR-8000を活用したグローバル設計における地産地消の実現」
⇒CR-8000グローバル展開における大幅な基板設計効率の改善と、海外設計における設計品質向上の取り組み
●2B5:オムロン株式会社 様
「開発フロントローディングを進化させるCAD設計環境構築」
⇒CAD部品情報の一元化、3D電子部品情報、解析モデル情報の拡張整備、設計での検証活用の取り組み
また、ナレッジを活用したデザインレビューシステム Circuit DR Navi を紹介するセッションとしては、以下がオススメです。
●1A4:アルプス電気株式会社 様
「Circuit DR Navi による車載製品向けAW設計業務の改善」
⇒車載製品での Circuit DR Navi による人に依存しない均一化と、アートワーク設計データ品質向上の取り組み
●2A5:Continental Automotive GmbH 様
「コンチネンタルにおける Design Force 移行と Circuit DR Navi の活用」
⇒Design Force マイグレーションによる課題解決の狙いと成果、ナレッジ活用Circuit DR Navi の運用事例
【System Planner:ブースNo.16】
- 回路ブロック(設計IP)を活用したエレキモジュラーデザイン
- 設計資産を活用したフロアプランニングを中心とした精度の高いトレードオフ検討、など
【Design Gateway:ブースNo.17】
- SPICEを活用した回路検証環境(モーデック社によるオンデマンド型モデル提供サービスを含む)
- 「設計/検証から手順まで」ガイドラインを用いた技術伝承、など