Service
経験と実績が違います!
図研のSI/EMC設計ソリューション -前編-
2007.08.30
弊社では、1998年よりお客様にノイズ低減や信号品質向上のためのコンサルティング・サービスを提供してきました。
コンサルティング過程のフィールドで得られた要求事項は弊社のEDA製品群にもフィードバックしてきましたが、その一方でEDAベンダーでありながらも社内に簡易電波暗室を設け、シミュレーション結果と実測値との考察、チェックルールの妥当性に関する検証もしてきました。
さらに、8年間のサービス事例で得られたノウハウをまとめ、昨年の11月よりSI/EMC基礎講座というセミナーを実施して、延べ100名以上の方に受講していただいております。
あらためてSI/EMCの取組みについてお伝えしたいと思います。
■設計者にとって、SI/EMCへの取組みのきっかけは・・・
弊社で実施したサービスに取組んでいただいたお客様やセミナーに参加された方へのアンケートから分かることは、SI/EMCへの取組みを重要視されていることです。
しかし一方で、設計者様を対象に個別にアンケートを取ると、実業務に適応するのは何らかの失敗事例を経てから具体的なアクションを取るというパターンが少なくないようです。
●SIの分野では
- シミュレーションで確認せず基板を作ったら動作しなかった
- クロック信号の歪が大きく、うまく動作しなかった
- 実績のある回路を流用したら動作しなかった
- できるだけ短く・・・という指示では曖昧
etc・・・
●EMCの分野では
- EMCを気にしながら設計しているが、自分では実測していない
- EMC対策として、何をチェックしたら良いのか分からない
- パスコンをどう配置したら良いのか分からない
- SIとEMCの優先が分からない
etc・・・