Club-Z第9号

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更新日 2016-01-20 | 作成日 2007-12-03

2008.03.27 第9号

図研ベテランSEによる知って得する機能解説 -BD編-

「CR-5000/Board Designerの配線コマンドが画期的に進化。しかも、バス検討、差動に効く!!」

基板設計業務の高品質化、短納期化は永遠の課題です。その中でも、特に重要なのが設計初期段階の(配置)配線経路検討とよく耳にします。この検討を疎かにしますと、後々大規模な修正や手戻りを余儀なくされ、逆に設計期間が遅延してしまう可能性があります。同時に、最近の設計傾向は、高速メモリ(DDR、DDR2)や高速シリアルI/F(USB2.0、HDMI)の搭載が当然のように採用されています。
このように、非常に厳しい電気的制約を持った高速信号の経路検討・詳細配線するには、正直至難の業ですよね。

そこで、これらの難題を解決するための配線オプションツール「Embedded-I」の登場です

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グローバル化は設計・製造の仕組みを見直すチャンス
第8回:現状課題とその原因分析は目標達成のための登山マップとコンパス

株式会社RDPi  代表取締役 石橋 良造

皆さん、こんにちは。

前回は、EDA ツールや PLM システムの導入などの大きな投資を設計部門で行う場合に、メーカーやベンダーが提示するあるべき姿(理想像)の良し悪しで判断することのリスクをお話ししました。設計部門における仕組み構築を山登りに例えて、例え同じ頂上(目標)を目指すのであっても、麓での出発地点(現状)は設計部門ごとに違っており、登山ルート(必要となる対策やその実施方法)も設計部門により固有になることをお伝えしました。

そのため、設計部門での仕組み構築の際には、設計部門が抱えている固有の課題を整理し、目標達成までのロジックを明確にすることが必要なのです。今回は、前回の設計部門について、実際に目標達成のための登山ルートを検討したいと思います。頂上を目指すための大切な装備である登山マップとコンパスの準備ができるのです。

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